日本三大珍味の1つ「カラスミ」作りが最盛期 加工したボラの卵を天日干しする作業が続く

三重県尾鷲市で、高級珍味の「カラスミ」作りが最盛期を迎えています。

「ウニ」「このわた」とともに日本の「三大珍味」と言われているカラスミ。

尾鷲市でカラスミを80年以上作り続けている、こちらの海産物店では連日、風通しのよい屋上で、加工したボラの卵の天日干しを行っています。

天日干しの後に形を整え、3週間ほど乾燥させれば、鮮やかなべっ甲色の「カラスミ」が出来上がります。

こちらの店では期間中に約500本を生産する予定で、作業は11月中ごろまで続きます。

出来上がったカラスミは1本5000円から2万円ほどで、料亭に向けてや、お歳暮用などとして全国に出荷されます。

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