大阪桐蔭、広陵など優勝 秋季地区大会が終了

 来春に甲子園球場で行われる第96回選抜高校野球大会の出場校選考の重要な資料となる秋季大会は5日、東京で関東第一、中国で広陵(広島)、四国で高知が優勝し、10地区全てが終了した。各地区の優勝校は明治神宮大会(15日開幕・神宮)に出場する。

 近畿は大阪桐蔭が強力な投手陣で3連覇した。広陵も3連覇。関東は作新学院(栃木)が今春の選抜大会を制した山梨学院を決勝で破り、7年ぶりの優勝。

 北海道は北海が3年ぶり、東北は青森山田が8年ぶり、北信越は星稜(石川)が4年ぶりの制覇。東海の豊川(愛知)と、九州の熊本国府は初めて頂点に立った。

 選抜大会は来年3月18日に開幕し、32校が出場する。

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