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多文化共生やトランスジェンダー理解など社会の多様性を考える「ダイバーシティフェスティバル」が5日、大阪市生野区の「いくのコーライブズパーク」で開かれた。教育テーマのトークイベントでは「いじめや排除を受けた経験のない外国ルーツの子どもはいない。外国人がいる前提の教育制度ではないからだ」と、現実に即した改革の必要性が語られた。
大阪大の榎井縁特任教授(教育社会学)は、大阪府立高校では、外国ルーツの子を対象に国語を免除し母語での作文を課した入試があると紹介。「教育現場では日本語教育と母語教育、そして社会とつながる力を育てることが大切」と話した。