大相撲九州場所(12日初日・福岡国際センター)に向けた二所ノ関一門の連合稽古が5日、福岡市東区の佐渡ケ嶽部屋で行われ、先場所覇者の大関貴景勝は関脇琴ノ若、幕内王鵬と11番取り、8勝3敗だった。連合稽古は新型コロナウイルス禍で中止が続き、2020年2月以来の再開。
貴景勝は一方的に押し込む相撲がなく、はたく内容が多かった。古傷の首を気にするそぶりも見せたが「いつも通り普通の調整。毎日集中して取り組み、頑張った先に結果がある」と話した。
ハイレベルな成績で2場所連続優勝となれば、横綱昇進のムードは高まる。
16番取った琴ノ若は、貴景勝に3勝5敗だった。