自動車ショー、夢与え閉幕 幅広い産業結集に期待

「ジャパンモビリティショー」で対談する日本自動車工業会の豊田章男会長(右)とタレントのマツコ・デラックスさん=5日午後、東京都江東区

 自動車の最新技術や移動手段の未来像を披露する展示会「ジャパンモビリティショー」が5日閉幕した。最終日は「大反省会」と銘打つ対談を開催し、日本自動車工業会(自工会)の豊田章男会長(トヨタ自動車会長)が「(車以外も)多くの移動手段が出てくる」と強調した。タレントのマツコ・デラックスさんは「こんなに他の産業が関わりたい産業は他にない」と応じ、幅広い産業の結集に期待を示した。

 この日来場し、SUBARU(スバル)がショーで初めて披露した空飛ぶ車のコンセプトモデルを見た小学1年の青木創太郎君(6)は「かっこいいし乗ってみたい。雲の上に行ってみたい」と目を輝かせていた。

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