LGBTQなど性的少数者への理解を深めようと、当事者や支援者が市街地を行進する「レインボーパレード」が5日、福岡市で開かれた。参加者は「あなたらしく自分らしく」などと書かれた旗やプラカードを掲げ、笑顔で練り歩いた。
主催した「九州レインボープライド実行委員会」によると、約千人が参加。「ハッピープライド」のかけ声とともに、音楽に合わせ、市内約3キロを約1時間かけて行進した。
パレードに参加した福井市の藤原和士さん(41)は、社会には自分が当事者だと言えない人がたくさんいるとして「当事者もそうじゃない人も一緒に生きていることを伝えたかった」と話した。