愛好家が育てた菊を集めた展覧会が、広島・福山市で開かれています。
福山の秋の風物詩「福山菊花展覧会」は、4年ぶりに福山城天守前広場に帰ってきました。
会場には、色鮮やかな大菊や小菊の盆栽など約1500鉢が並んでいます。
福山市や近郊の愛好家が、春から半年間、毎日3~4時間をかけ花の大きさや高さを調整するなど、世話を続けてきました。
ことしは、夏の暑さが原因で例年より1週間から10日ほど開花が遅れていて、会場の菊は現在、5分咲き。今週末には咲きそろいそうです。
訪れた人は色とりどりの菊の花に深まる秋を感じていました。
訪れた人たち
「こんなに立派な菊を初めて見たので感動している」
「ここまで大きく作った人の苦労を想像するとありがたい」
福山菊花展覧会は、福山城天守前広場で今月15日まで開かれています。