ガザ、一般人に無差別被害 集会で国連職員訴え、札幌

パレスチナ自治区ガザの現地の状況を説明する「北海道パレスチナ医療奉仕団」団長の猫塚義夫さん=5日午後、札幌市

 パレスチナ自治区ガザで医療支援を続けてきた「北海道パレスチナ医療奉仕団」が5日、札幌市内で集会を開いた。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)職員の吉田美紀さんがヨルダンからオンラインで参加。「イスラエル軍とイスラム組織ハマスの軍事衝突で、一般人が無差別的に被害に遭っている」と訴えた。

 集会は来場者約70人のほか、オンラインで約100人が参加。同団体の団長で医師の猫塚義夫さん(76)は「ガザ地区には水も医薬品も物資もない。まさに人道危機だ」と強調した。

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