「負けた相手に借りを返すのが伝統」静岡学園“伝統の一戦”に勝って2年ぶりの全国狙う【高校サッカー選手権静岡県大会準決勝・ヒーローインタビュー】

第102回全国高校サッカー選手権大会静岡県大会は11月5日、エコパスタジアム(静岡県袋井市)で準決勝を行い、2023年の県高校総体王者の静岡学園が2022年の選手権県大会チャンピオンの浜松開誠館を1‐0で下し、2年ぶりの決勝進出を決めた。去年同じ準決勝で敗れたライバルにリベンジしてのファイナルへ。目指すは、宿敵を倒しての“2冠”だ。

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静岡学園・GK中村圭佑主将(3年)
みんなしっかりファイトして戦ってくれた。去年の準決勝(対浜松開誠館)では、先制してから逆転されたので、ここからもう1回守備をしっかりやろうと引き締めた。決勝では自分たちがこれまでやってきたことを出すだけ。日本一が自分たちの目標なので、そこに向けて全力で決勝に挑みたい。

静岡学園・DF野田裕人選手(2年)
前半から何回かコーナーキックのチャンスがあって、相手マークが非常に厳しくついてきたので、うまく外していいボールが来たのでしっかりと決めてよかった。ここまできたら優勝しか目指していない。自分たちらしくいい準備して決勝に臨みたい。

静岡学園・川口修監督
負けた相手にしっかり借りを返すのが、昔からの静学の伝統。同じ準決勝、同じ相手にリベンジしてくれた、意地を見せてくれた。(藤枝東との戦いは)伝統の一戦というか、静岡が盛り上がるカードなので、決勝は勝って次につなげないと経験が終わってしまうので、このチームはまだまだ経験が足りないので、経験を積み上げるためには、次は勝って全国に行かないといけない。

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