神奈川・真鶴町長選が7日告示 新人4人が立候補を表明 さらに出馬模索する動きも

左から表明順に、細田政広氏、小林伸行氏、世古口裕司氏、竹下英里氏

 町長の解職請求(リコール)成立に伴う神奈川県の真鶴町長選と、町議辞職に伴う同町議補選(欠員1)は7日、告示される。投開票日はともに12日。 

 町長選に立候補を正式表明しているのはいずれも無所属の新人で元町職員の細田政広氏(64)、元横須賀市議の小林伸行氏(48)、著述業の世古口裕司氏(56)、医師の竹下英里氏(55)=表明順=の4人。さらに出馬を検討している新人も複数おり、3年間で3度目となる町長選は異例の混戦となりそうだ。

 松本一彦町長(当時)が町職員時代に名簿を複写して持ち出した問題を巡り、町政は混乱。9月の住民投票でリコールが成立した。2年ぶりとなる町長選では町職員の4分の1が退職した行政機能の回復や人口減対策が争点となる。

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