食費が高い人がしている『ダメ行動』5選 お金を貯められないNG生活習慣と改善する方法

なぜか食費が高い…無意識に使い過ぎ習慣がついているかも!?

「使い過ぎている気はないのに…」「贅沢していないのに…」「ちゃんと自炊しているのに…」と、なぜか高い食費に理由がわからず頭を悩ませている人も多いと思います。

近年、さまざまな情勢の影響で物価が高騰していることも、食費高騰の原因となっていることが考えられます。しかし、それでも高すぎると感じている場合は、食費に関わる生活習慣に原因があるのかもしれません。

無意識にとっている行動が習慣化されることで、食費が日々積み重なっていき、1ヶ月の食費を算出する際には「高すぎる!」と頭を抱える事態に陥っている人も多いです。まずは使い過ぎに繋がっている原因を突き止めましょう。

食費が高い人がしている『ダメ行動』5選

なぜか食費が高いと頭を悩ませている人が、実は無意識のうちにとっているダメ行動があります。ここでは、食費が高い人が何気なくやっている『ダメ行動』を紹介するので、食費の高さに悩まされている方はチェックしてみましょう。

1.1ヶ月の食費予算を決めていない

皆さんは1ヶ月の食費に充てる予算を決めていますか。支出額は把握しているけれど、予算は特に決めていないという人は意外と多いです。

しかし、1ヶ月の食費予算を決めていないと、その食費予算内で収めようという心理が働かないため、自分が欲しいものや必要だと思った食品を無計画に買いがちです。

すると、あっという間に1ヶ月の食費が膨れ上がり、「思っていた以上に使っていた!」という事態に陥ってしまいます。

2.出前や外食が多い

昔は外食が多いことで食費が嵩むという悩みをよく耳にしました。しかし近年、コロナウイルス感染拡大に伴い、出前を利用する人が急増しています。コロナウイルスの流行が少しずつ収まりつつある最近でも、その根付いた習慣がなかなか抜けないという人は多いでしょう。

そのため、外食に加えて出前を利用する頻度も高くなり、驚くほど1ヶ月の食費が高額になってしまった…という声も少なくありません。

出前や外食は作らなくても美味しい食事を楽しめるので便利ですが、1回につき3,000円〜5,000円かかってしまうことをお忘れなく!

3.スーパーに行く頻度が高い

皆さんは1週間に何度スーパーに訪れていますか。スーパーに行く頻度が高ければ高いほど、買い物する頻度も上がり、その際「つい買っちゃった」という商品も多くなりがちです。

本当に買うべき料理に必要な食材だけでなく、つい手が伸びてしまうお菓子やドリンク類、必要のない嗜好品などを「少量だから」と買ってしまうと、その金額が積み重なり、1ヶ月の食費が膨れ上がる原因になってしまいます。

4.格安商品をついまとめ買いしてしまう

賞味期限や消費期限が近い商品は、スーパーやドラッグストアなどで格安で販売されることがあります。そのような商品を見て「安いからお得だ!」とついまとめ買いしてしまう人も多いですが、実はこの行動が食費が高くなる最大の落とし穴となっています。

「安いからお得」という思考に捉われてしまい、大量にまとめ買いをした結果、使わずに消費期限が切れてしまった…という経験はありませんか。

また、衝動的に購入してしまったため、予算を大幅にオーバーしてしまい、結果的にお得からは程遠い合計金額になってしまうことも…。これでは元も子もありません。

5.その日に食べたいものに合わせて献立を立て直す

基本的に献立はすでに決められているメニューに合わせて作ったり、残っている食材から用意できるメニューを作ったりすることが望ましいですよね。

しかし、その日に家族が食べたいと言ったものに合わせて献立を立て直してしまうと、冷蔵庫に残っていない食材などが発生してしまい、「食べたい」メニューに合わせてスーパーへ再度買いにいかなければならないことも…。

このような献立の立て方が習慣づいてしまうと、スーパーに行く頻度も高くなり、また献立に合わせて毎回食材を買い足しているため、知らぬ間に食費が高くなってしまう原因になります。

食費を抑えるために今すぐ改善すべき点は?

なぜか食費が高い人は、紹介したようなダメ行動が無意識のうちに習慣化されていることが多く見受けられます。食費を抑えるためには、すぐに以下の改善点を見直すべきです。

  • 現在の食費にかかっている支出額を把握する
  • 1ヶ月に使える食費予算を決め、1週間ごとの予算も把握しておく
  • 出前や外食は月に◯回とあらかじめ決めて守る
  • 1週間の献立を立てて買うものリストを作成し、リストにあるものだけを買う
  • 1週間の食材をまとめ買いし、スーパー利用頻度を基本1週間に1回に減らす
  • ネットスーパーを利用して注文時に1週間分の食材費用を把握する癖をつける
  • 格安でも必要かどうかを基準に購入を決める
  • 食べたい衝動欲求に従うのではなく、1週間の献立に沿う忍耐をつける

まずは食費にかかっている支出額を把握し、その上で翌月の食費予算を決めることから始めましょう。さらに、1ヶ月の食費予算を合計週数で割り、1週間に使える額も把握しておくと、意識的に使い過ぎを抑えることができます。

さらに、1週間分の献立をあらかじめ作成し、その献立に必要な食材や食品だけをリストアップしておくことで、スーパー利用頻度を抑え、なおかつ買い過ぎを防ぐことにもつながります。

食費を抑える1つの手段として、ネットスーパーを利用する方法があります。アプリなどから注文前に合計金額を確認できるので、1週間の食費を把握・計算しやすくなりますよ!

食費を抑えるためには食費の把握と買い物の仕方を改善しよう

いかがでしたか。食費は家計費の中でも特に節約が難しい部分です。しかし、使い過ぎている原因を突き止め、その点を改善することで食費を抑えることは可能です。まずは食費の把握と予算決め、さらに買い物の仕方を意識的に改善しましょう。

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