ディミトリエフスキの牙城を崩せずラージョとゴールレスドローに終わったマドリーが首位陥落…【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

レアル・マドリーは5日、ラ・リーガ第12節でラージョ・バジェカーノと対戦し0-0の引き分けに終わった。

前節バルセロナとの“クラシコ”をベリンガムの2発で逆転勝利した首位のマドリー(勝ち点28)は、その試合から先発を4人変更。ロドリゴやクロース、チュアメニらに代えてホセルやカマヴィンガ、モドリッチを先発で起用した。

公式戦8試合無敗と好調の7位ラージョ(勝ち点17)に対し、マドリーは6分に敵陣でウナイ・ロペスからインターセプトしたバルベルデがそのままゴール前まで切り込みシュート。しかし、これはGKディミトリエフスキのビッグセーブに阻まれた。

徐々にペースを握るマドリーは26分、左CKからホセルがヘディングシュートで合わせたが、これはゴール右。さらに39分にも、ドリブルでボックス左深くまで侵入したヴィニシウスの折り返しからホセルに決定機が訪れたが、シュートはGKディミトリエフスキの好セーブに阻まれ、前半はゴールレス終了した。

後半に入ってもマドリーが押し気味の流れだが、なかなか均衡破れず。66分には相手のクリアボールを中盤のフラン・ガルシアが弾き返すと、ボックス手前の味方が頭で繋ぐと、ボックス内に抜け出したホセルの落としを最後はヴィニシウスがゴールに流し込んだが、ホセルのオフサイドを取られ、ゴールは取り消された。

1点が遠いマドリーは、70分にモドリッチを下げてロドリゴを投入。すると直後の71分、ボックス右横まで駆け上がったカルバハルのラストパスをゴールエリア右横のロドリゴがダイレクトシュートで狙ったが、これはゴール左に外れた。

その後も猛攻を仕掛けたマドリーだったが、最後までGKディミトリエフスキの牙城を崩せず、ゴールレスドローでタイムアップ。勝ち点1に終わったマドリーは、ジローナに抜かされ2位転落となった。

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