全国高校サッカー長崎県大会 長総大付、国見 12日決勝へ

【準決勝、長崎総合科学大付-海星】後半40分、長崎総合科学大付のMF甲斐が同点ゴールを決める(左)、【準決勝、長崎日大-国見】後半3分、国見のDF平田が2点目を決めて喜ぶ=トランスコスモススタジアム長崎

 サッカーの第102回全国高校選手権長崎県大会第5日は5日、諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で準決勝2試合が行われ、長崎総合科学大付と国見が決勝に進んだ。長総大付は2年ぶり、国見は2年連続。
 長総大付-海星は、海星が後半11分、MF西山の左クロスをMF藤本がダイレクトで蹴り込んで先制。長総大付は40分にMF甲斐がトラップで抜け出し、そのまま右足を振り抜いて同点に追いついた。延長では互いに勝ち越し点を奪えず、PK戦は両チームとも5人目まで成功。6人目で先蹴りの海星が外し、長総大付は成功した。
 長崎日大-国見は、国見が前半31分、敵陣で得たFKをMF門崎がゴール前に送り、DF平田が頭で合わせて先制した。後半3分には門崎のFKからFW西山がボレーシュートを放ち、GKがはじいたところを平田が頭で押し込んで2点目。守っては、平田、中浦のセンターバックを中心に長崎日大の攻撃陣を零封した。
 最終日は12日、トラスタで長総大付-国見の決勝を実施する。午後0時40分キックオフ。

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