江崎グリコと個室ベビーケアルーム「mamaro」と千葉県の櫻木神社が子育て世代の参拝を応援

江崎グリコ株式会社がTrim株式会社と千葉県野田市の櫻木神社と連携し、子育て世代の参拝を応援するイベントを実施している。七五三の日に合わせて11月1日(水)~19日(日)の期間、櫻木神社で子育て世代に向けて乳児用液体ミルク「アイクレオ 赤ちゃんミルク」とGlico商品を先着200世帯にプレゼントしているのだ。

この参拝応援イベントに先立って、11月1日(水)には櫻木神社にて報道関係者を対象としたセミナーも開かれた。セミナーには、江崎グリコ乳業事業部の横山桃子氏、Trim株式会社の取締役COOの齋藤愼之介氏、桜木神社の祭儀部長の北山健光氏が登壇した。

江崎グリコの横山氏は、同社の「アイクレオ 赤ちゃんミルク」について紹介した。「アイクレオ 赤ちゃんミルク」は2019年3月より発売されている、日本初の乳児用液体ミルク。粉ミルクと違ってお湯を必要とせず、哺乳瓶に注ぐだけで、いつでも、どこでも、誰にでも乳幼児にミルクを飲ませることができるという特徴があり、外出時の親の苦労を軽減できる。

Trimの齋藤氏は、同社が事業展開している完全個室のベビーケアルーム「mamaro™」について紹介した。齋藤氏は日本にはベビールーム(授乳室)が圧倒的に足りないという現状を指摘。ベビールームを増やす上でコストや場所などが問題になるが、mamaro™は畳一畳ほどのスペースがあれば設置可能という強みがあると齋藤氏は語った。

櫻木神社はそのmamaro™を2019年に神社として全国で初めて導入した。櫻木神社は851年に創建された野田市最古の神社。櫻木神社がmamaro™を導入したきっかけには、祭儀部長の北山氏個人の経験が深く関わっているという。あるとき、商業施設でmamaro™を見た北山氏は「自分が子育てをしていた頃には、外出すると父親がおむつ替えをできる場所がなかった。あの頃にこれがあればすごく助かったはず」とmamaro™の可能性に惚れ込み、櫻木神社での導入に乗り出したとのことだった。

子育てをしやすい社会を作るために

横山氏、齋藤氏、北山氏が語り合うトークセッションでは、子育てしやすい社会を作るためには一社だけの力では無理と語られた。横山氏は「子育てにまつわるサービスに関わっている企業さんと一緒に日本の子育てをよりよくできれば」と述べ、齋藤氏も「どこか一つの企業が頑張るというのではなく、各社が集まって子育ての環境をよくした結果、日本がよくなっていくのが理想的だと思います」と、力を合わせることの重要性を強調した。

また、「優しい子育て社会が広がってほしい」と語る北山氏からは、「mamaro™の中にアイクレオの販売機があったら、みんな笑顔になれるのでは?」というアイディアも飛び出した。

管理栄養士による子育て相談会も実施

今回の参拝応援イベントの背景には、江崎グリコが2023年10月に行なった調査がある。子育て世代を対象に七五三などの参拝時の悩みについて調査したところ、約7割もの人が授乳スペースがある神社を選ぶと回答。また、授乳時のことを考慮して参拝時の服装選びに悩んだ経験がある人が約7割もいることも分かった。

こうした悩みを軽減させるため、11月1日(水)~19日(日)の櫻木神社でのイベント期間中、「アイクレオ 赤ちゃんミルク」を先着200世帯にプレゼントする。さらに、11月1日(水)と11日(土)には江崎グリコの管理栄養士による「子育て相談会」も実施するとのことだった。

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