日本時間11月6日、2023シーズンのゴールドグラブ受賞者が発表された。両リーグ10ポジション20選手のうち、13人が初めての受賞となった。
その13人の初受賞者の中には、パドレスからユーティリティ部門で選ばれたキム・ハソンも含まれる。韓国出身のハソンは、アジア生まれの選手としてはイチロー以来2人目の受賞者となり、内野手に限れば初という快挙を達成した。
さらにア・リーグ遊撃手部門で選ばれたヤンキースのアンソニー・ボルピーは、ヤンキースの新人として史上初（『イライアス・スポーツ』）の受賞となり、22歳での遊撃手部門受賞も1980年のアラン・トラメル以来と、記録づくめの受賞となった。
新しい顔ぶれだけではなく、ア・リーグ三塁手部門のマット・チャップマン、中堅手部門のケビン・キアマイアー（ともにブルージェイズ）らのプラチナグラブ受賞経験もある名手が久々に受賞。チャップマンは3年ぶり、キアマイアーは5年ぶりに、そしてともに4回目のゴールドグラブとなった。
受賞者の顔ぶれは以下の通り。
☆アメリカン・リーグ
捕手：ジョナ・ハイム（レンジャーズ）
一塁手：ナサニエル・ロウ（レンジャーズ）
二塁手：アンドレス・ヒメネス（ガーディアンズ）
三塁手：マット・チャップマン（ブルージェイズ）
遊撃手：アンソニー・ボルピー（ヤンキース）
左翼手：スティーブン・クワン（ガーディアンズ）
中堅手：ケビン・キアマイアー（ブルージェイズ）
右翼手・アドリス・ガルシア（レンジャーズ）
投手：ホセ・ベリオス（ブルージェイズ）
ユーティリティ：マウリシオ・デュボン（アストロズ）
☆ナショナル・リーグ
捕手：ガブリエル・モレノ（ダイヤモンドバックス）
一塁手：クリスチャン・ウォーカー（ダイヤモンドバックス）
二塁手：ニコ・ホーナー（カブス）
三塁手：キブライアン・ヘイズ（パイレーツ）
遊撃手：ダンズビー・スワンソン（カブス）
左翼手：イアン・ハップ（カブス）
中堅手：ブレントン・ドイル（ロッキーズ）
右翼手：フェルナンド・タティス・ジュニア（パドレス）
投手：ザック・ウィーラー（フィリーズ）
ユーティリティ：ハソン・キム（パドレス）
