全国高校サッカー栃木大会・準決勝「國學院栃木×佐野日大」 PK戦を制し國栃が22年ぶりに決勝へ

 全国高校サッカー選手権大会栃木大会は、5日宇都宮市の県グリーンスタジアム準決勝2試合が行われました。

 第2試合は、去年(2022年)の準決勝と同じカードになりました。

 26年ぶり3回目の頂点を狙う青のユニフォームの國學院栃木と、2年連続10回目の優勝を目指す桜色のユニフォームの佐野日大が対戦。

 試合は開始早々の前半6分佐野日大のディフェンダー大垣が頭であわせ先制します。

 1点を追う國學院栃木は持ち味のパスサッカーで試合の主導権を握り後半に入るとフォワードの辻が決定力を見せつけます。14分と21分に立て続けにゴールを決め、わずか7分の間に逆転に成功します。

 リードを許した佐野日大は後半33分でした。後半27分から途中出場の生島がダイビングヘッドを決めて同点に追いつくとゲームは延長戦に突入します。

 両チーム得点を奪えず、試合はPK戦にもつれこみます。

 先攻は佐野日大。すると國學院栃木のゴールキーパー菊田が1人目を止めます。

 5人目までをすべて成功させた國學院栃木が2001年以来22年ぶりの決勝進出を決めました。

 決勝は今月(11月)11日に宇都宮市の県グリーンスタジアムで行われます。

© 株式会社とちぎテレビ