草彅剛、自身が演じる羽鳥を分析「チャーミングで魅力的」

歌と踊りを愛する少女・花田鈴子(趣里)が、やがて昭和の大スター・福来スズ子に成長するまでを描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。ヒロイン・スズ子の才能に目をつける作曲家・羽鳥善一役を演じる草彅剛が、自身の役柄や、初共演となる趣里への印象を語った。

草彅剛演じる羽鳥善一 (C)NHK

今回草彅が演じる羽鳥は、実在する作曲家・服部良一氏をモデルとしており、東京にやってきたスズ子の才能にほれ込み、一流の歌手へと成長させるまで鍛えこむという重要な役どころだ。

放送初回の冒頭シーンに登場して以来、本格的に登場することを視聴者から待ち望まれていた羽鳥。第6週からスズ子がいよいよ上京するということで、草彅は「これから、スズ子と善一のタッグが始まります。この二人の関係性を楽しみにご覧いただきたいと思います」と意気込む。

また、自身が演じる羽鳥を「いつもニコニコしていて掴みどころのない男ですが、チャーミングでもありとても魅力的なキャラクターです。羽鳥のセリフで『トゥリー、トゥ、ワン、ゼロ』というカウントが面白いですね。『スリー』じゃなくて、『トゥリー』なんです。そこが善一らしくて好きなポイントです。口癖すら型にとらわれていません」と分析。

草彅剛演じる羽鳥善一と、趣里演じるスズ子 (C)NHK

さらに、初共演だという趣里について、「本当に趣里ちゃんが福来スズ子にしか見えません。大げさではなく、趣里ちゃんにも言っていますが『趣里ちゃんは、この福来スズ子を演じるために生まれてきたんだ』と思っています。もう本当にスズ子という感じがして、何の不安もなくお芝居させていただいています」と魅力を語った。

『ブギウギ』の放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。

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