インカ帝国時代の遺跡を視察 ペルー公式訪問中の佳子さま

「最後の晩餐」を見学される秋篠宮家の次女佳子さま=5日、ペルー・クスコの大聖堂(共同)

 【クスコ共同】ペルーを公式訪問中の秋篠宮家の次女佳子さまは5日午前(日本時間5日深夜)、インカ帝国の首都として栄えたクスコ近郊にあるサクサイワマン遺跡を視察された。遺跡付近で飼育するアルパカとも触れ合った。

 遺跡はインカ帝国時代の15世紀に建築が始まり、2万人以上を動員して完成に60年以上かかったとされる。精巧に組み合わされた長い石垣が特徴で、高さ数メートル、重さ約120トンの巨石も使われている。佳子さまは、出迎えたアルパカ15頭を笑顔で見て回った。巨石の前で、運搬方法や重さが話題になり「どういうもので量られたのですか」と尋ねた。

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