やす子「テレビも洗濯機もなくて、ご飯も食べれなくて…」 苦しい幼少期を支えた”出会い”を明かす

お笑い芸人のやす子が11月5日放送の『おしゃれクリップ』に出演。実はHIPHOP好きだというやす子が、その真意を明かした。

多忙を極めるやす子は、今一番楽しいことを聞かれると、「仕事が朝から4本くらいあって、終わって夜11時から朝の4時までHIPHOPのライブに行ってました」と告白。意外すぎる一面に驚きの声が上がる中、「中学生の時に山口県で『WILD BUNCH FEST.』っていうフェスがありまして、そこにRIP SLYMEさんが出ていらっしゃいまして、初めて韻(いん)を踏んだりとか、HIPHOPの入り口がそこでして」と、野外音楽イベントでHIPHOPに出会ったことを思い起こしたやす子。

「自分が子供の時に“こんなこと言っていいの”みたいな、本音を語っている部分がすごく自分と共感する部分もあったりだとか。“お金がなかった” “貧乏だった”とか、そういう人たちのストーリーとか、成り上がっていく歌とかも結構あって」と、きれい事ではなく本音の歌詞に魅力を感じたというやす子は、「自分が、もともと家庭環境が本当にあんまり良くなくて。テレビもなく、洗濯機もなくて。友達の家の水道で服を洗わせてもらったりだとか、ご飯もちゃんと食べれなくて、給食で1回にどんだけ食べて食欲を満たすことができるかっていうような環境だったので。そういう部分と照らし合わせて共感する部分があったんじゃないかなと、今なら思います」と、学生時代の厳しい家庭環境を振り返り、その苦しみを代弁してくれるHIPHOPに惹かれたことを告白。

MCの山崎育三郎から「HIPHOPにすごく救われた幼少期だった?」と尋ねられると、やす子は「そうですね、はい〜。HIPHOPがあって良かったなって思います」と感慨深い様子で胸の内を明かし、締めくくった。

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写真提供:(C)日テレ

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