1カ月半ぶり先発の小川航基が1試合2ゴールの大活躍!日独ハーフのGK長田澪から先制ゴールに加えて後半ATに劇的同点弾

[写真:Getty Images]

NECナイメヘンのFW小川航基が1試合2ゴールの大活躍を見せた。
【動画】小川航基が2ゴール!滑りながらの先制点と土壇場の劇的ヘディング弾

今夏、横浜FCから買い取りオプション付きの期限付き移籍でエールディビジのNECナイメヘンに加入した小川。開幕節から5試合連続で先発出場し、開幕節と第2節では2戦連続ゴールをマークしたものの、第6節からは全試合でベンチスタートとなっていた。

第10節のAZ戦で試合中に意識を失い倒れ、心筋炎と診断され離脱が決まった元オランダ代表FWバス・ドストを欠くNECナイメヘンは5日、エールディビジ第11節でフォレンダムをホームに迎えると、小川はおよそ1カ月半ぶりに先発出場を果たした。

すると開始6分、フォレンダムの日本生まれで日本とドイツのハーフのGKミオ・バックハウス(長田澪)のパスをカットしたFWエライス・タフサンが小川にスルーパス。相手DFが触って流れたボールに対し、小川が滑り込むような形でシュートを放ち、見事な先制点を奪った。

その後、1-2と逆転を許したNECナイメヘンだったが、後半アディショナルタイムにドラマが待っていた。

91分にFWマグナス・マットソンのPKで試合を振り出しに戻すも、96分に再び逆転を許してしまう。このままタイムアップかと思われた98分、先制点を奪った小川が再び魅せた。

右からのコーナーキックに対し、ボックス内でフリーになった小川がヘディングシュート。しっかり捉えたシュートはGKの手をかすめるようにゴール右へと吸い込まれた。

試合はそのまま3-3でタイムアップを迎えている。

なお、NECナイメヘンのファン・ウェルメスケルケン際と佐野航大はベンチ入りしたものの出場機会はなかった。

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