ディーン・フジオカが、山下智久が主演を務めた連続ドラマの続編となる、NHK総合で2024年1月3日放送の「正直不動産スペシャル」（午後9：00）と、1月9日スタートの連続ドラマ「正直不動産2」（火曜午後10：00）に出演することが分かった。
「正直不動産」は、漫画・大谷アキラ氏、原案・夏原武氏、脚本・水野光博氏による人気同名コミックが原作。生活する上でなくてはならない“家”＝不動産をテーマに、目からうろこの知識とともに不動産取引の裏側を、根本ノンジ氏がユーモアたっぷりに描くお仕事コメディーだ。山下は、土地のたたりによってうそが一切つけなくなってしまった“口八丁”が武器だった「登坂不動産」のNo.1営業マン・永瀬財地を演じ、永瀬の後輩社員・月下咲良役を福原遥が務めた。
続編では、永瀬を“ライアー”に導いたかつての上司で、最強の不動産営業マンがライバル「ミネルヴァ不動産」に入社。「登坂不動産」に牙をむく。永瀬と月下は、Z世代の“取扱注意”の後輩や、一癖も二癖もある同僚たちと逆境に立ち向かい、「お客さまが一番幸せになれる家」を命懸けで提供し、街の安寧を取り戻していく。仕事に恋に、永瀬の波瀾（はらん）万丈な物語が展開する。
ディーンが演じるのは、永瀬のかつての師匠であり、No.1に異常に固執するカリスマ営業マン・神木涼真。永瀬の“正直営業”に真っ向勝負を挑み、「登坂不動産」を大ピンチに追い込む役どころだ。
ディーンは「『正直不動産』は、以前から、その独特な切り口がとても気になっていた作品でした。今回、その中で強烈な存在感を放つ神木涼真という役で参加できること、また山下智久さんとの初共演も含め、クルーの皆さんと一緒にどんな作品を創り上げていけるのか、心から楽しみにしています」と出演に胸を弾ませ、「神木涼真は、一言で言うと、とても奇妙なキャラクターです。彼をただの悪役として捉えるのではなく、彼の内面に秘められた葛藤や人間らしさを深く掘り下げて演じることで、視聴者の皆さんを、彼の魅力的な狂気の世界へ引き込んでいきたいと思います」と役柄と役づくりについても触れる。
そして、「不動産業界は、私たちの生活と密接に関わっています。そこでどんな日々が繰り広げられているのか？ このドラマを通じて『なるほど』と思える瞬間や、実生活に役立つ情報を提供できればと思っています。皆さんが楽しみながら視聴していただけるよう、全力でタップを踏んでまいります」と意気込んでいる。
ディーンの出演を受け、山下は「永瀬の不動産営業マンとしてのキャリアをつくる上で重要な存在の神木。その役をディーンさんが演じてくださると聞いた時は大変うれしく思いました。神木の異常なまでの勝負にこだわる情熱がどこから来ているのか、謎の多いキャラクターが永瀬に影響をもたらすのか。永瀬と神木の師弟対決も楽しんでいただけたらと思います」とアピールし、「『正直不動産』に新たな強烈なキャラクターが登場しますが、皆さまの期待に応えられるよう、そしていい作品をお届けできるよう最高のスタッフと力を合わせて全力で挑んまいります。どうか1月3日のスペシャル！ そして翌週9日から始まるシーズン2を楽しみにお待ちください」と呼び掛けている。
ディーンとの共演は2度目となる福原は「ガッツリご一緒させていただくのは今回が初めてで、今からとっても楽しみな気持ちでいっぱいです！ すでに数回ほど撮影でご一緒させていただきましたが、本当にお優しくて温かくて、ディーンさん演じる神木さんもとってもカッコよくて、また違った『正直不動産』の空気が流れていて新鮮です！」と、その印象を話している。
