岡山空港での自衛隊訓練 市民団体などが中止求め県に申し入れ

岡山空港で11月10日から予定されている自衛隊の戦闘機を使った訓練を中止するよう、市民団体などが岡山県に申し入れました。

労働組合と17の市民団体が、岡山県危機管理課の千田元久課長に伊原木知事あての申し入れ書を手渡しました。

11月10日から20日まで岡山空港で予定されている自衛隊の訓練の中止を求めるもので、戦闘機の離着陸が周辺住民の不安をあおるなどとしています。

また、実施の決定までに県民への十分な説明が無かったと指摘し、県として国に安全の徹底を求めるなど、県民を守るための行動を起こす必要性を訴えています。

(岡山県 危機管理課/千田元久 課長)
「今後適切に県としても対応してまいりたい。使用できませんということをこの期に及んで国に申し入れするのは、現実的ではないと私は考えています」

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