栃木県那須塩原市の塩原温泉街にある「紅の吊橋(つりばし)」周辺の紅葉が見頃を迎えた。次々と色づくモミジが赤、黄、緑のグラデーションを見せている。
6日は3連休明けながらも紅葉狩りを楽しむ国内外の観光客たちでにぎわった。紅の吊橋近くには和傘が飾り付けられ、真っ赤な葉が風で舞う幻想的な光景もあって散策する人から感嘆の声が上がっていた。
矢板市荒井、主婦鈴木恵美子(すずきえみこ)さん(76)は「いいあんばいに染まっている。穏やかな川の音もすてき」と笑顔で話した。
塩原温泉観光協会によると、10日ごろに紅葉のピークを迎える。26日までの午後5~9時は紅の吊橋ライトアップも行っている。