犬が『満足』している時に見せる態度や仕草4選 愛らしい行動に「なるほど可愛い」「そうだったのか」

️1.身体をペロペロ舐める

わんこが自分の身体をペロペロ舐める「グルーミング」。お散歩から帰った後やごはんを食べた後などにこの仕草が見られたら、満足サインと受け取って良いでしょう。

グルーミングは身体に付いた汚れを舐めとったり、毛並みを整えたりする目的で行われますが、リラックスしたいときに行うことが多く、人間で言うところの寝る前にお風呂に入る行為のようなものとも捉えられます。

「よく遊んで、よく食べて、満足したからゆっくり寝よう」という表れなのです。

️2.フーッとため息を吐く

わんこが「フーッ」とため息を吐くのを聞いたことがあると思います。グルーミングの終わりなどに吐くことも多いですよね。

ため息と言うとネガティブに聞こえてしまいますが、これも満足サインでもあることに気づいていますか?温かいお風呂に浸かったときや美味しいごはん、あるいはお酒を口にしたとき、私たちも思わず「はーっ」と息を吐いてしまうことがありますよね。

これと同じでわんこのため息にも「はーっ、幸せ」の意味が隠されているのです。何だか人間臭くて面白く、そして可愛らしいですよね。

️3.ぐっすり眠る

わんこがぐっすり熟睡しているのも満足の証です。お腹も心も満たされた状態で眠ることほど幸せな時間はありません。

特に横向きで両脚を投げ出していたり、仰向けになってヘソ天の状態で寝ているなど、その寝相が無防備であればあるほど、満足度は高いと言えるでしょう。そもそもわんこは熟睡することがあまりないと言われる動物です。

もし愛犬がこんなふうに眠っているのを見つけたら、ぜひその貴重な熟睡時間を妨げることなく、温かい目で見守ってあげてくださいね。

️4.笑顔

笑顔は人間の特権(あるいは霊長類の特権)と言われますが、わんこも輝く笑顔を見せてくれることを私たちは知っています。目を細めて口角を上げ、嬉しそうにベロを見せてくれる姿は紛れもなく「笑顔」そのものです。

そしてどう考えても、この顔は悲しいときや不満なときではなく、嬉しくて楽しいとき、わんこが満足しているときに見せてくれるものです。

生物学上、わんこがポジティブな感情から笑顔を形成するとは認められていませんが、わんこは自分が何をすれば飼い主さんが喜んでくれるか、笑顔になってくれるかをよく知っています。

わんこの笑顔を見て飼い主さんが笑顔になったのを覚えていて、にこっと笑顔を作るようになったことは十分に考えられます。

とは言え、あまり難しく考えすぎず、愛犬があなたに向かって輝く笑顔を見せてくれたときには、「満足してくれたんだ!」と素直に受け取って頭を撫でてあげましょう。

️まとめ

いかがでしたでしょうか?わんこは「あなたは満足?」の質問に言葉で返してくれることはありませんが、態度や仕草で示してくれていることがわかりましたよね。

愛犬の満足サインに気づけると、きっと飼い主さん自身の満足度や幸福度も上がるはずです。お互いに満足しながら幸せに暮らしていけるよう工夫していきたいですね。

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