海外の被災地へ派遣 国際消防救助隊が連携訓練 宮城・名取市

海外で大きな災害が起きた時に派遣される国際消防救助隊の訓練が、全国から選抜された消防隊員が参加して宮城県名取市で行われました。

訓練には全国37の消防本部などから60人の隊員が参加し、地震で倒壊した建物に取り残されたけが人を救助する手順などを確認しました。

国際消防救助隊は、全国の消防本部から選抜された隊員によって構成され、海外で大きな災害が起きた時に派遣されます。

2018年の台湾での大地震や、2月のトルコ地震でも現地で救助活動を行いました。 こうした訓練は、これまで東日本と西日本に分かれて行われてきましたが、連携を更に強化するため今回から全国の隊員が一堂に会して行うことになりました。

仙台市消防局警防部鈴木一之警防課長「東日本大震災では各国から支援を受けました。我々日本チームとし、て被災国に対して迅速で確実な高度な救助技術で支援に対する答えを出していきたい」

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