決勝進出かけ4強激突!高校サッカー選手権静岡県大会準決勝ハイライト

高校サッカー選手権静岡県大会の準決勝。決勝進出をかけ意地と意地がぶつかり合う熱い戦いが繰り広げられました。

2022年と同一カードとなった準決勝第1試合。18年ぶりの決勝進出を狙う「浜名」と、3年連続の決勝を目指す「藤枝東」の対戦となりました。

前半39分、藤枝東の10番、渡辺皐!エースが左足を振りぬきますが、ここは枠を捉えられません。対する「浜名」は後半23分、白岩のクロスに…西岡!!決定機を迎えますが、藤枝東の守護神、藤崎に阻まれます。伝統校対決は両者譲らず、試合は延長へ。

延長後半2分でした。河野のクロスを浜名ディフェンスがクリアできず、オウンゴールとなって、藤枝東が先制します。試合はそのまま1-0で終了。死闘を制した藤枝東が、3年連続の決勝戦進出です。

(藤枝東 野田 隼太郎 主将・3年)

「苦しい時間が続いてチームとしても苦しかったが、粘り強く1点取ることができてよかった。決勝まで行ってもそこで負けたら意味がないと思っているので、絶対次勝てるようにいい準備して、コンディション上げて臨んでいきたい」

続く第2試合は、J内定選手3人を擁する静岡学園と、連覇を狙う浜松開誠館が激突。

後半12分、静岡学園は森崎のクロスに高田!こぼれ球に…吉村! 強烈なシュートも、ここは、開誠館の守護神、2年生の戸塚がチームを救います。しかし、その直後のコーナーキックでした。13番、野田が頭で合わせます。野田は準々決勝に続いて2試合連続得点! 静岡学園が先制します。対する開誠館は21分、11番田中がディフェンスを交わしてシュートも得点とはなりません。

そして・・・静岡学園が、2022年のリベンジを果たし、開誠館を撃破!2年ぶりの決勝進出です!

(静岡学園 高田 優 選手・3年)

「けがで出られなかった選手、ピッチに立てなかった選手がたくさんいるので、軽いプレーは絶対にできない。そういう人たちの気持ちもしっかり入れて、(決勝も)全力で戦いたい」

決勝戦は11月11日土曜日、エコパスタジアムで行われます。2年前の決勝と同一カード、静岡学園と藤枝東の対決となりました。

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