2年連続残留争った栃木の時崎悠監督が退任「最低限のJ2残留しか果たせませんでした」

2シーズン指揮した栃木を離れる時崎悠監督[写真:©︎J.LEAGUE]

栃木SCは6日、時崎悠監督(44)の今季限りでの退任を発表した。

福島県出身の時崎監督は、現役時代はベルマーレ平塚(現:湘南ベルマーレ)や水戸ホーリーホック、福島ユナイテッドFCの前身であるFCペラーダ福島でプレーした。

引退後、福島の監督を務め、コーチや監督代行を歴任。その後、湘南のユースでコーチ、監督を務めると、トップチームでもコーチを務めるなどした。

2020年に福島のヘッドコーチに就任すると、2021年には監督に就任。2022年から栃木で指揮していた。

1年目の2022シーズンは明治安田生命J2リーグで17位に終わると、今シーズンも残留争いに巻き込まれた中、最終節を残して18位。降格圏の大宮アルディージャが敗れたことでなんとか残留を決めていた。

時崎監督はクラブを通じてコメントしている。

「2年間、大変お世話になりました。共に戦ってくれたクラブ、選手、スタッフ、サポーターの皆様、栃木SCに関わる全ての皆様には感謝の気持ちしかありません。本当にありがとうございました。最低限のJ2残留しか果たせませんでしたが、今後の栃木SCの発展を心から応援しています」

「今週末のホーム最終戦、選手たちと共に真正面から相手にぶつかっていき、皆さんに何か感じていただけるような試合にできるよう前を向いて戦っていきます。スタジアムで共に戦ってください。宜しくお願いいたします」

© 株式会社シーソーゲーム