カナダ人落語家の桂三輝(かつら サンシャイン)さん 子どもたちに英語で古典落語を披露 爆笑を誘う

学校で子どもたちに対し英語で落語を披露したのはカナダ人の落語家です。

25か国で披露してきたという落語の魅力とは。

名古屋市守山区のインターナショナル・スクールを訪れたのはカナダ人の落語家、桂三輝(かつら サンシャイン)さんです。

三輝さんは15年前、桂文枝さんの弟子として落語を学び、自ら英語に翻訳。

これまで世界25カ国で落語を披露しています。

(カナダ人落語家 桂三輝さん)
「どの年の人でも、どの国の人でも、わかるような芸。みんな一緒に笑えるような芸は、なかなか世界中、私は見つけたことない。本当に日本の宝物だと思う」

これは、子どもたちに日本の古典芸能の落語を英語で聴かせることで、国際文化への理解を深めてもらおうと学校が企画したもので、小学生から高校生約300人が集まりました。

三輝さんは「寿限無(じゅげむ)」と「動物園」という2つの古典落語を披露。

「寿限無」に登場する長い名前を話すシーンや、全身を使ってトラを表現するシーンでは、子どもたちから大きな笑い声があがりました。

(児童)
「もっと桂三輝さんの落語を聴きたい」
「落語を聴いたのは初めてで、とても面白かったしワクワクした」

(カナダ人落語家 桂三輝さん)
「すごかったね。めっちゃエネルギーもらった。1人、2人くらいは将来、私の弟子になってくれたら最高」

© CBCテレビ