「そんなに自民党が好き」ラサール石井 立川志らくをまたも攻撃「見境なさすぎ」とネットは引き気味

《なんか貰っているのか。家族を人質に取られているのか。そんなに自民党が、現政権が好きなのか》

11月6日、Xで立川志らく(60)をこう強い言葉で批判したのはラサール石井(68)。

同日放送の情報番組『ひるおび』(TBS系)では、岸田内閣の支持率が過去最低となる29.1%にまで下がったJNNの世論調査を特集。総合経済対策についても、72%が「期待しない」と回答したという。

この件をめぐって、月曜コメンテーターの志らくはマスコミの“報道姿勢”をこう批判していた。

《情報番組、ワイドショーでみんな言うじゃないですか。内閣がどうたらこうたら、危険だと。あまり興味のない人でも『そうなんだ、ダメなんだ』『やっぱダメなんだ』って、どんどんどんどんそっちにいってしまう危険性もありますんで。(支持率が)下がっているっていうのは。

だから、支持してる人もいるわけですよ。期待している人も数パーセントいる。そういった人たちの意見も本当は取り上げるべきです。岸田内閣が今何をしたのか、これだけの功績があるんだ、これだけ期待しているんだって人を、それを公平にやらないと。情報番組でこれだけどんどん言ってると、情報番組が言えば言うほど(支持率)は下がっていきますよ》

すると放送後、あるユーザーが投稿した志らくの発言シーンを切り取った動画がXで拡散。これをラサールが引用し、冒頭のように志らくを罵ったのだ。

だが志らくも負けずに、《私は政治には興味がないので。それに自民党は大嫌いです。私はここ数年、政治に関してひとつもツイートもリツイートもしていません》と反論。さらにラサールの投稿を引用し、《本当に迷惑です。自民党は嫌いだし興味ないし。付き合いもないし。絡んでこないでください》と牽制した。

ラサールに反論する直前にも、《え?岸田政権、自民党なんかひとつも支持してないんですけど。どちらかというとメディア批判しただけです。こんな酷い政権を支持するわけない》と発言の意図を説明していた志らく。

続けて《岸田政権の支持率が危険水域だとテレビで連呼すればどんどん支持率は下がるよって言っただけ。支持する人の意見も聞いてみたら?と言っただけ》とした上で、《一体この政権の何処が支持できるのか聞いてみたいと言う好奇心です。それが岸田政権支持だと受け取る人の理解力の無さ》とも主張していた。

■「だからTBSで仕事もらえたんだよね」4年前にもラサールが志らくを批判

ラサールと志らくといえば、’19年に愛知県で開かれた芸術祭「あいちトリエンナーレ」で物議を醸した企画展「表現の不自由展・その後」への意見でも対立していた。

当時『グッとラック!』(TBS系)のMCを務めていた志らくが、Xに《やっていいことと悪いことがあると子供の頃に親から教育を受けなかったのかなあ》と「表現の不自由展」への感想を投稿。

するとラサールが当時のアカウントで、《「やっていい事と悪い事がない」のが表現の自由なんですよ。個人個人が批判するのも自由。だから展示されたものを個人的に批判すればいい》《表現者がなぜ表現者を批判するかな。だからTBSで仕事もらえたんだよね》などと噛み付いたのだった。

いっぽうの志らくも、《TBSから仕事をもらえた? なんでか教えてあげます。30年以上真摯に落語と向き合いテレビに出るようになってから全ての番組に対し全力で挑み、己の未熟さと向き合いスタッフとお客を大切にしてきたその結果です。悔しければ自分もやりゃあいい》と猛反論。2人の“公開喧嘩”は、X上で波紋を呼んでいた。

一度は沈静化したかと思いきや、またも志らくに“粘着”するラサールにXでは呆れ声が上がっている。

《迷惑…。志らく氏完全にもらい事故じゃない…》
《これ、本当にラサール石井さん?の発言?恐ろしい程に理解力が無いんだけど…》
《本当にラサールさん、失礼すぎる…番組での発言にきちんとした批判するならまだしも、気に入らない意見ならすぐに揶揄するっていうのが しかも相手がいつ直接会うかわからない、同じ芸能界の人というのが見境なさすぎて引いてる》

“犬猿の仲”となってしまった2人だが、これを機に対談でもしてみてはどうだろうか。

© 株式会社光文社