受け身の技術で転倒から身を守れ 柔道金メダリスト井上康生さん(45)が高齢者向けに教室を開く

シドニーオリンピック金メダリスト、柔道家の井上康生(いのうえ こうせい)さんが11月6日、柔道を生かして高齢者向けの転倒防止教室を開きました。

この教室は転倒や骨折によって介護が必要になる高齢者が多いことから、柔道の受け身の技術を学んで欲しいと岐阜県笠松町の松波総合病院が開きました。

シドニーオリンピック柔道男子100キロ級で金メダルを獲得した井上康生さんを講師に招き、40代から80代の参加者、約20人が、病院の柔道場で転びにくくするための体づくりの方法や、転んだ場合に衝撃を少なくするための受け身の取り方などを学びました。

(参加者)
「久しぶりに体を動かして運動になってよかった」
(井上康生さん)
「柔道を通じて社会に貢献できれば。柔道には受け身があるので転倒防止の方法を広めるサポートが出来れば」

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