越前焼の「陶あかり」4500個…柔らかな光放つ 福井県陶芸館で2024年1月8日までイルミイベント

柔らかな光を放つ越前焼の間接照明「陶あかり」=11月5日、福井県越前町の福井県陶芸館

 越前焼の間接照明「陶あかり」のイルミネーションイベント「四千色の陶あかり」が、福井県越前町の福井県陶芸館内の日本庭園「幽石庭」で開かれている。過去最多となる約4500個の陶あかりが放つ柔らかな光が、庭園を幻想的に彩っている。

 陶あかりは同館の陶芸教室の参加者が手作りしたもの。高さ約15センチのドーム型で、側面に開いた穴からオレンジ色の光が漏れ出す。

 今年は12段のひな壇に約千個を並べた「大段飾り」や、和傘を背景に約200個を積み上げた「陶あかりタワー」などのオブジェが設置され、色鮮やかな空間を作り出している。

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 来年1月8日までの土、日曜と祝日の午後5~8時に点灯。一般800円。高校生以下400円、未就学児は無料。問い合わせは同館=電話0778-32-2174。

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