「なんだ天使か…」保護した子猫の初めてのお風呂!鳴きながらも頑張る姿に『可愛すぎて頬が緩む』『ずっと見ていられる』と絶賛の声!

YouTubeチャンネル「サウナ猫しきじ」に投稿されたのは、近所で保護した子猫の体の汚れを落とすため、飼い主さんが初めて猫のお風呂に挑戦した時の光景です。

猫は飼ったことがない、けれども責任を持って迎え入れようと決めた飼い主さんの奮闘ぶりと、初めてのお風呂で見せた子猫の可愛い姿に、YouTubeでは363万回以上再生され、500件を超えるコメントも寄せられました!

初めてのお風呂に子猫も飼い主さんもドキドキ!

ある日、飼い主さんは近所でお腹を空かせたまま、ひとりぼっちでポツンと座っていた子猫を見つけます。数日経っても親猫が現れる様子はなく、飼い主さんはこの子猫を家族として迎え入れることにしました。

「保護したからには責任を持って育てる」ことも心に決め、まずは屋外でついた体の汚れやノミに対処するため、子猫をお風呂に入れることに。

はじめまして、子猫さん

今までペットを飼ったことがなかった飼い主さんにとって、子猫のお風呂は未知なものです。そのため、猫にとって適切なお湯の温度などの情報をインターネットで事前に調べながら、手探りで行い始めました。

洗面台に溜めたぬるま湯を子猫の体にかけてみましたが、やはり水は苦手なのか、ニャー!と鳴いて逃げようとしています。

かけ湯を続けているうちに、「ちょっと慣れたかな?」と感じさせる瞬間もありましたが、子猫のお風呂への緊張はなかなか消えませんでした。

「何が始まるの~!」

慣れた?やっぱりダメ?

とは言え、洗面台から出ようとはしていますが、飼い主さんの手つきが優しいのもあってか、子猫はパニックになったり、怒って噛んだりといった様子は見られません。

そこで飼い主さんは、そろそろ子猫が我慢の限界に達しそうだったのも見て、一通り体をしっかり濡らし終わると、ノミが浮いたお湯を交換し、さっそくシャンプーへ突入することにしました。

シャンプーを行うにあたり、猫のお風呂初心者である飼い主さんは、子猫にとってお湯の温度が今のままで問題ないかどうかを確認したいところでしたが、可愛い鳴き声は止むことなくずっと響き渡っており、ちょうどいいのか悪いのかわからず、少し戸惑い気味です。

シャンプーで体を洗い始めても鳴き続けている子猫のため、飼い主さんは獣医さんから聞いたワザを試してみることにしました。

子猫の頭を指先でなでてみると…

頭の天辺を指先でくすぐるようになでてあげると、気持ち良かったのか子猫の鳴き声がぴたりと止まります。

また、首元や耳周りも同じくなでるように洗うと、だんだんと「怖い」よりも「気持ちいい」の顔を見せてくれるようになりました。

子猫の顔つきが少しずつ変化

ここも気持ちいいの?

顔周りを洗ってもらう気持ち良さに少し緊張がほぐれたのか、それとも単に抵抗するのを諦めたのか、臨時で作った湯船の中で、子猫は飼い主さんの手に体を預けながら、うっとりとした表情をしています。

気持ちよさそうな子猫

なんとかシャンプーを終えると、透明だったお湯は黒く汚れ、猫が外で生活することの大変さを飼い主さんに伝えてくれているようでした。

子猫の体に残った汚れたお湯もすべてすすぎ流し、後は体を乾かすのみ!

タオルで包んであげると落ち着くのか、子猫は静かにタオルドライを受け入れてくれます。

タオルに包むと可愛い顔がちらり

しかし、完全に乾かすにはタオルドライだけでは難しく、ドライヤーも使う必要が…。

ドライヤー初体験の子猫は、音や風に対してさすがにびっくりしているようで、耳を横にぺたっと倒し、逃げたそうな素振りを見せ始めます。

飼い主さんは「もうちょっとだから…」と逃げ出す子猫を優しく抑えながら、なんとか濡れた毛を乾かしきりました。

ドライヤーも頑張ったね

お風呂を終えた子猫は、初めての体験にいろいろと気疲れしてしまったようです。タオルの上で震えている子猫の気持ちを和らげようと、飼い主さんは頑張ったご褒美として液状おやつを差し出してみることに。

すると、おいしそうな匂いを嗅いだ子猫はすぐにおやつをぺろぺろと食べ始めてくれました!

お家に来て早々に一大イベントを乗り越えた子猫と飼い主さん。家族として、新しい生活を始めるための第一歩を無事に踏み出しました。

これからよろしくね!

お風呂を頑張る子猫を映したこちらの投稿には、『猫ちゃんは必死なんだろうけど、ちょっと笑えてかわいくて、たまりません!』『気持ちいいと大人しくなるのがわかりやすすぎて可愛いw』など、子猫の可愛さを絶賛するコメントが多く寄せられています。

また、『温度への配慮と洗いかたに思いやりが表れていて、この猫ちゃんは幸せだなあと思いました』『初めてなのに丁寧に優しく洗ってあげていて、猫ちゃんも安心していくのがわかりますね』といった、飼い主さんの初めての挑戦を称賛する声も集まりました。

その後、この子猫は「しきじ」くんと名付けられ、飼い主さん家族に大切に育てられています。

しきじくんのその後の暮らしぶりは、他の投稿からもご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

しきじくん、飼い主さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!

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