レバークーゼンの“宝石”20歳ヴィルツ、直近の試合を視察に訪れたビッグクラブとは?

“宝石” フロリアン・ヴィルツ[写真:Getty Images]

レバークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(20)。直近の試合を複数クラブが視察しに訪れたようだ。

ブンデスリーガ首位のレバークーゼンで背番号「10」を背負うヴィルツ。10代の頃から欧州屈指のタレントとみなされてきたドイツ代表MFは、昨年3月に前十字じん帯の大ケガを負い、カタール・ワールドカップ(W杯)の欠場も余儀なくされたが、今年1月、待望のカムバックを果たしている。

そのパフォーマンスはケガ前よりも進化した印象さえある逞しい20歳だが、ケガが癒えたことでビッグクラブからの関心も再燃。首位チームを力強くけん引していることもあり、各クラブもドイツにスカウトを派遣し、実際にその目でプレーをチェックしているようだ。

イギリス『90min』によると、4日に行われたブンデス第10節のホッフェンハイムvsレバークーゼンには、ヴィルツの視察を目的として3クラブが来場。欧州王者マンチェスター・シティ、パリ・サンジェルマン(PSG)、ユベントスだ。

[3-4-2-1]の2シャドーの一角で先発したヴィルツは9分に先制ゴールを叩き込み、そして90+1分までプレー。見事、レバークーゼンの勝利(3◯2)に貢献している。

ヴィルツとしてはアピールに成功した格好だが、視察に訪れたクラブの1つであるシティ、実はヴィルツ以外にもお目当てがあったようで、レバークーゼンでWボランチの一角をなすアルゼンチン代表MFエセキエル・パラシオス(25)に注目。この一戦でもしっかり感銘を受けたとのことだ。

人材の宝庫・レバークーゼン。ヴィルツとパラシオス以外にも、オランダ代表DFジェレミー・フリンポン(22)やブルキナファソ代表DFエドモン・タプソバ(24)などにビッグクラブ行きの噂があり、“青年指揮官”シャビ・アロンソ監督(41)にも引き抜きの噂が。今季の彼らはバイエルンに引けを取らないタレント軍団だ。

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