6試合完封中のユヴェントス、アッレグリ監督が守備陣を称賛「素晴らしいエネルギーを持っている」

写真:好調ユヴェントスを率いるアッレグリ監督 ©Getty Images

現地時間11月5日、セリエA第11節フィオレンティーナ vs ユヴェントスの一戦が行われた。ユヴェントスは10分にフィリップ・コスティッチの左からのクロスにファビオ・ミレッティが合わせ、先制点を奪った。その後、得点は動かず、ユヴェントスは“ウノゼロ” で勝利。これによりユヴェントスは2位の座をキープし、首位インテルを追走している。対するフィオレンティーナは3連敗となった。ユヴェントスはケガ人が続出する中、4連勝と好調を維持している。

マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、6試合連続で無失点を継続している守備陣を称賛した。試合後の会見で『Sky Sport』のインタビューに応じ、以下のようにコメントしている。

「フィオレンティーナの攻撃は非常に機動力があり複雑だったが、選手は素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。フィオレンティーナを相手に勝ち点3を得られたことに満足している」

「我々は先制点を奪ったが、前半は苦しんだ。ニコラス・ゴンザレス(フィオレンティーナ)のドリブル突破を止めるためには、コスティッチがダニエレ・ルガーニと同じ位置まで戻り、深いポジションでプレーすべきだったが、前半はそれが十分ではなかった。後半はクロスをたくさん入れられたにもかかわらず、ヴォイチェフ・シュチェスニーは一度もセーブする必要がなかった。苦しい試合には、いい守備で勝たなければならない」

「私は前を向いているが、スクデットは見ていない。ミラン、インテル、ナポリはより良い選手を抱えており、我々よりチーム構築がさらに進んでいる」

首位インテルと並びリーグ最少失点(6失点)を記録している守備陣を「素晴らしいエネルギーを持っている」と称賛し、以下のように続けた。

「フィオレンティーナは非常にいいプレーをしたので、彼らには脱帽するばかりだ。我々はペナルティーボックス内でうまく守った。リスクはただ一つ、ルガーニのクロスに対するクリアだけだった」

「かつてジョルジョ・キエッリーニ、アンドレア・バルザーリ、レオナルド・ボヌッチがユヴェントスにいた時、ルガーニは出場機会があまりなかったが、出場時には落ち着いており、いいプレーをしていた。今のルガーニは隣のポジションのグレイソン・ブレーメルと相性がいい。ルガーニ、ブレーメル、フェデリコ・ガッティは広いエリアの守備ができるが、今はボックス内の守備も向上している。ガッティはポジショニングを改善する余地がまだあるけどね」

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