ボカ・ジュニアーズのアルミロン監督が辞任…コパ・リベルタドーレス決勝敗戦後に決断

コパ・リベルタドーレス決勝敗戦後に辞任決断のアルミロン監督[写真:Getty Images]

ボカ・ジュニアーズは5日、ホルヘ・アルミロン監督(52)の辞任を発表した。

今シーズン開幕から不振が続くボカは、首位で宿敵であるリーベル・プレートと10ポイント差の12位に低迷。この成績不振を受け、ウーゴ・イバーラ前監督を解任。その後、今年4月10日にアルミロン監督が招へいされた。

アルミロン監督は就任以降、公式戦43試合を指揮し、22勝8分け13敗の戦績を残していた。

リーグ戦では当初の12位から7位まで順位を上げるにとどまったが、コパ・リベルタドーレスではナシオナルやパウメイラスといった難敵を撃破し、見事に決勝進出。ただ、4日に行われたフルミネンセとの決勝を延長戦の末に1-2で落とし、2007年以来7度目の優勝を逃していた。

現行契約は今シーズン終了までとなっていたが、コパ・リベルタドーレス優勝を逃したこのタイミングでの辞任となった。

これまでベラクルスやティフアナ、ゴドイ・クルスなどメキシコリーグの指揮官を歴任してきたアルミロン氏は、2014年から2015年までは母国の名門インデペンディエンテ、2016年からはラヌースを指揮。そのラヌースではアルゼンチンリーグ制覇を成し遂げると、コパ・リベルタドーレスでも決勝戦でグレミオに敗れたものの、チームを準優勝に導いていた。

その後、コロンビアの名門アトレティコ・ナシオナルやサン・ロレンソ、サウジアラビアのアル・シャバブの指揮官を務め、直近ではラ・リーガのエルチェを2度に渡って指揮していた。

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