古民家「吉成邸」で期間限定グランピング 茨城・大子 創作フレンチも満喫

古民家を利用したグランピングやレストランが期間限定でオープンした=大子町左貫

茨城県大子町左貫の古民家「吉成邸」は20日までの期間限定で、宿泊と食事、体験アクティビティーを同時に楽しめる特別企画「グランピング&レストラン」を開いている。

グランピングは、庭にリビングルームとベッドルームを連結したドームハウスを設置。天窓から星空も見え、静かな自然とゆったりとした時間を楽しめる。

食事のディナーコースは、東京・日本橋の人気レストラン「Neki」の平井賢孝シェフが監修。天然アユや奥久慈しゃも、地産野菜など大子産の味を創作フレンチで楽しめる。

体験アクティビティーは、茶畑の中で集落の暮らしを体験できる「里さんぽ」、奥久慈茶を五感で味わう「茶香テイスティング」などを用意している。

同町まちづくり課の斎藤弘也課長は「今後の本格開業に向け取り組みを進めているが、地域の資源を有効に活用して町の魅力向上と奥久慈の自然を堪能してもらえるよう取り組んでいきたい」と話している。

グランピング&レストラン(ディナー、朝食付き)は予約制で、1日2組限定。料金は1人2万円(税込み)。20日までの期間限定(火・水曜日定休)。

このほか、ディナーやランチのみの利用も期間限定で受け付けている。問い合わせは同町まちづくり課(電)0295(72)1131。

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