二子山親方が新たに保護猫『ベロちゃん』を預かる 慣れない環境で深夜、不安気に「ニャーン…」

元大関・雅山の二子山親方が11月4日放送の『嗚呼!!みんなの動物園』に出演。“猫LOVE親方”こと二子山親方が、新たな保護猫を迎え入れ、預かり猫生活の新シリーズがスタートした。

今回、預かり猫として家にやってきたのは、ずんぐりむっくりな体型と常に出してる舌が特徴的な『エドくん』(オス)。かつてケージの中で放置された経験からか、完全に心を閉ざしてしまっていて人に無関心で、触っても反応することはなかった。しかし、存在感のあるその大きな体に「二子山部屋っぽいな」とうれしそうな様子を見せた。

また前回の経験を活かし、無理にケージに近づいたりで距離を強引に縮めたということを避け、距離をとって安心させようと試みる姿に「親方が成長してますね」と映像を見守るサンシャイン池崎が称賛する一幕も。

そんな『エドくん』に興味津々なのは先住猫の『ウリ』(オス)で、積極的にケージに近寄った。それでも無反応の『エドくん』に態度が変わり「シャー」と威嚇(いかく)。「ここは俺ん家だぞみたいな」と池崎が心情を察し、状況を解説した。

『エドくん』を威嚇(いかく)する先住猫の『ウリ』

エサを食べないどころか、動こうともしない『エドくん』。すると、二子山親方の妻・侑加さんが「もういい加減、疲れたんじゃないの“ベロちゃん”」と独自の名前で呼び始めた。これに親方も「名前変えていいなら“ベロちゃん”の方がわかりやすいけど」と、急きょ『ベロちゃん』に改名することとなった。

そして家には、以前、預かり猫ボランティアから譲渡会に参加したものの、引き取り手が見つからずそのまま飼われることとなった先住猫『ブルー』(オス)の姿があった。『ブルー』も『ベロちゃん』の姿を認識したものの、目が合うと、なぜかケージから離れ侑加さんも「なんで『ブルー』が逃げるの」と困惑した。

何も口にせず、壁のほうを向いていた『ベロちゃん』たったが、深夜に急に「ニャーン」と鳴き始めた。専門家も「すごいですね。鳴き声を聞いたのは初めてなんですけど」と驚いてる様子で、その原因を「慣れない環境での不安と寂しさ」ではないかと推測した。

そのまま『ベロちゃん』はケージの2階から、ついに1階へ降り立ったが、逆に2階に登るときの格好が特徴的で、飛び乗る感じではなく、ケージに足をかけて少しずつ駆け上がった。かわいらしい登り方に池崎も「登り方独特っすね」とした上で、「スパイダーニャンstyle」と名づけスタジオの笑いを誘った。

また、エサを口にしない『ベロちゃん』を心配した二子山親方が、出っ放しの舌にエサをつけて食べさせようという作戦を試みるが、うまくいかずに終わった。その後も、エサを口にすることのない『ベロちゃん』に対し、今度は、あえて無視することに。「いいと思う」とその作戦を池崎も支持、そして効果があったのか『ベロちゃん』が楽しそうにしている食卓の方を向いた。

この好機に、ケージを開け三度エサを差し出すと、ついに『ベロちゃん』が長い舌を伸ばし1日半ぶりに、エサを口にした。この光景に出演者一同、拍手喝采で喜んだ。空腹の反動もあってがっつく姿に「みんながいた方が、チャンスかなと思ってやってみた」と親方も心からうれしそうな表情を見せた。

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写真提供:(C)日テレ

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