逮捕された映画監督は10年来のトモダチだった 「エス」公開決定

太田真博監督の長編劇場公開デビュー作品「エス」が、2024年1月19日より劇場公開されることが決まった。

「エス」は、脚本・監督を務める太田真博が自身の逮捕から着想した、事件報道から始まる再会と断絶の物語。太田監督は、演劇的手法を大胆に取り入れた独特の会話劇を撮る新進気鋭の監督として注目を集めていた2011年に、不正アクセス禁止違反容疑などで逮捕された。

若手映画監督・染田真一が逮捕され、染田の大学時代の演劇仲間たちは、嘆願書を書く目的で久しぶりの再会を果たす。染田の新作に主役として出演するはずだった崖っぷち俳優の高野(青野竜平)。自称“染田との絆が最も深い”先輩の鈴村(後藤龍馬)。そして染田への思いをこじらせたあげく、別の男性と結婚したばかりの千穂(松下倖子)。染田の力になってやりたいという思いはひとつのはずだった̶が・・・というストーリーが展開される。

【作品情報】
エス
2024年1月19日(金)よりアップリンク吉祥寺にて劇場公開
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