インテル・マイアミを6月まで指揮したフィル・ネビル監督が再びMLSで監督就任「故郷のマンチェスターを思い出す」

今季途中にインテル・マイアミで解任されたネビル監督[写真:Getty Images]

メジャーリーグ・サッカー(MLS)のポートランド・ティンバーズは7日、2024シーズンに向けフィル・ネビル氏(46)を監督に招へいすることを発表した。

契約期間は3年間となり、2026シーズンまで指揮を執ることが決定した。

現役時代はマンチェスター・ユナイテッドやエバートンでプレー。イングランド代表としてもプレー経験があるネビル氏は、引退後にU-21イングランド代表のアシスタントコーチとして指導者キャリアをスタート。古巣ユナイテッドでもアシスタントコーチを務めると、2014年7月にはサルフォード・シティのオーナーになる。

兄ギャリー氏の下でバレンシアでもアシスタントコーチを務めると、2018年1月にイングランド女子代表の監督に就任。2021年1月からユナイテッド時代のチームメイトでもあるデイビッド・ベッカム氏がオーナーを務めるインテル・マイアミの監督に就任していた。

2023年6月に解任されると、そのままカナダ代表のアシスタントコーチに就任していた。

再びMLSで指揮を執ることとなったネビル氏はクラブを通じてコメントしている。

「今後の挑戦にとても興奮している。スタッフに会った最初の瞬間から、これは私にとって正しい機会、私にとって正しいクラブ、私にとって正しい都市であるとわかった」

「ファンはその熱意とサポートによってこのフットボールクラブの最も重要な部分を占めており、この旅は特別なものになると思う。ポートランドを訪れたときは素晴らしい思い出があり、故郷のマンチェスターを思い出す。家族がこの美しい街を知るのが待ちきれない」

ポートランド・ティンバーズは、インテル・マイアミとは異なるウェスタン・カンファレンスに所属。2023シーズンは10位でシーズンを終え、プレーオフ進出を逃していた。

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