自動運転BRTの実験開始、広島 公道で、JR西日本など開発

実証実験が行われるJR西日本のBRT車両=7日午前、広島県東広島市

 自動運転で隊列走行するバス高速輸送システム(BRT)の実用化に向け、実証実験が7日、広島県東広島市の公道で始まった。2024年2月までの予定で、初日は自動運転はせずドライバーを乗せて道路状況などを確認。今後段階的に自動運転のレベルを上げ、歩行者や一般車への影響を検証する。システムはJR西日本やソフトバンクなどが技術開発した。

 JR山陽線西条駅から広島大東広島キャンパス周辺の往復約12キロを、連節バスと大型バスが連なって1日に4往復程度運行する。当面は客を乗せずに運行し、来年1、2月に試乗会を予定する。

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