阪神38年ぶり2度目の日本一達成!虎党の元NMB・山本彩は〝生実況〟で感涙「日本一って、なれるんや…」

プロ野球日本シリーズ第7戦が5日、大阪市の京セラドーム大阪で行われ、阪神がオリックスに7―1で勝利。通算成績を4勝3敗とし、38年ぶりの日本一に輝いた。熱狂的な阪神ファンとして知られる元NMB48でシンガー・ソングライターの山本彩は、自宅でテレビ観戦しながらインスタグラムの生配信を実施。日本一達成の瞬間は、大きく手をたたきながら「やったー!」と叫び、「日本一、なったん?これで!やったー!おめでとう!」と両手を高く突き上げた。

感動は冷めやらず、胴上げを見守りながら「いやー、マジか~!優勝って、見れるんや、日本一って、なれるんや、ホンマに」と感無量。スタンドのファンに乗って「岡田」コールも行い、「すごいな本当に、岡田さん。国民栄誉賞レベルの…」と、選手と監督の両方で日本一に輝いた岡田監督を絶賛した。

デビュー当時から阪神ファンを公言し、阪神を応援する女性ファン「TORACO」の応援隊長にも就任。今シリーズでは第3戦の試合前に甲子園球場で国歌独唱を行った。この日は球場には足を運べなかったが、岡田監督の背番号「80」と、「ARE NO ARE」の言葉をあしらったユニホームを着用し、リーグ優勝記念のタオルを手に持ち配信した。

試合開始直後から「優勝したら、六甲おろし歌いましょう!みんなで」とノリノリ。4回表にノイジーが先制3ランホームランを放った瞬間には、カンフーバットを打ち鳴らしながら「ノイジー!」と「これ来たよ!これ来てるよ!これはデカいよ!」と絶叫した。

その後も各選手の応援歌やチャンステーマを口ずさみながら、全力で応援。5回表の追加点の場面では、やや涙ぐみながら「これ、ある?マジで!」と日本一を確信。一方で、「私、心が弱いから、投手の気持ちも考えると胸が痛いねんな…。こういうシーン」と、野球自体を愛する山本らしく、KOされたオリックス投手への思いも口にした。

9回裏に進むと、声を震わせながら「来てますよ!歴史的瞬間を迎える準備はいいですか!」とテンション最高潮。あと1人となって守護神・岩崎投手がマウンドに登ると、感極まって涙を流した。直後の初球、頓宮に特大弾を浴びると苦笑いを浮かべつつ、胸の前で手を組んで必死の祈り。快挙の瞬間は1万5000人を超える視聴者が感動を分かち合った。

山本の熱のこもった応援に、阪神ファン以外の視聴者も引きずられるように大盛り上がり。そんな中でも山本は「道頓堀には飛び込むなよ!用がないのに道頓堀に行くな。祝杯は家でもできる!道頓堀じゃなくても喜びは分かち合える!」と〝暴走〟しがちな阪神ファンにクギも刺した。

(よろず~ニュース編集部)

© 株式会社神戸新聞社