２０２３年９月の大雨で被災した、勝浦市や鴨川市など千葉県内の４つの市と町について、政府は１１月７日の閣議で「局地激甚災害」に指定することを決めました。
局地激甚災害に指定されるのは台風１３号などで被災した勝浦市、鴨川市、長南町と大多喜町、それに茨城県日立市の５つの市と町です。
局地激甚災害への指定は災害による被害額が一定の基準を超えた市町村が対象で、今回指定される５つの市と町では迅速な復旧を支援するため、農地や農道、林道などの復旧事業費用の国庫補助率が１割程度引き上げられます。
このうち大多喜町はこれらに加えて、河川や道路、下水道、公立学校などの復旧事業の補助率も１割程度引き上げられるということです。
なお、局地激甚災害に指定する政令は、１１月１０日に公布、施行される予定です。
