美容注射でクラスター、細菌感染17人に

美容注射を受けた女性が相次いで非結核性抗酸菌に感染していたことが分かった。政府衛生防護中心によると、感染者は11月5日午後までに計17人に上り、いずれも女性。同系列のビューティーサロンで脂肪を無くす効果を期待して注射を受けたがその後、 発疹や膿疱などの症状が現れたという。容体はいずれも安定しているとのこと。検査によって原因菌はマイコバクテリウム・アブセサスであることが判明。この細菌は土壌や水道水に常在しているもので、皮膚軟部組織や骨の感染症の原因となることがあるという。問題のサロンは、荔枝角にある「GALS GLAM BEAUTY」「GALS GLAM」「CHING’S BEAUTY」。許可なく医療行為を行っていた疑いがあり当局では調査を進めるとともに、これらのサロンで注射を受けてから症状が現れたという人は医療機関を受診しホットラインに連絡するよう呼び掛けている。

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