NHKから国民を守る党が次期衆院選で狙う議席は?浜田聡参院議員が語る今後の展望!選挙ドットコムちゃんねるまとめ

※国政政党の正式名称は「政治家女子48党」ですが、今回は参議院会派名「NHKから国民を守る党」で表記しております。

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2023年11月4日に公開された動画ではゲストに参議院会派「NHKから国民を守る党」・浜田聡参院議員をお招きし、今後の展望と衆院選の目標について語っていただきました。

政治団体設立から10年!NHK党の今後の展望とは?

【このトピックのポイント】
・ジャニーズ問題を取り上げなかったメディアの責任は大きい
・NHK党は今後もNHKの問題に取り組み続けるし、その他の社会問題にも取り組みたい
・衆院選出られるなら1議席が目標。近畿・東京・九州ブロックを狙う

浜田氏のプロフィールは以下の通りです。

もともと人体に興味があった浜田氏は東大で人体の仕組みを学び、卒業後に京大を再受験し医学部に入るという稀有な経歴をお持ちです。

その後、医師として働くうちに新しいことにチャレンジしたいと考えたことが、政治の道に進むきっかけとなりました。

2019年の参院選繰り上げ当選については事前に聞かされていたものの、思っていたよりもタイミングが速かったとのことで「本当に驚きでしたね」と当時を振り返りました。

今回は以下の質問からいくつかピックアップして浜田氏に回答していただきました。

時事ネタに一言!

カウアン・オカモト氏 ガーシー被告第2回公判に証人として出廷

ジャニー喜多川氏の性加害問題について、浜田氏は数十年前から週刊誌などで取り上げられていたにもかかわらず、テレビや大手新聞が扱ってこなかった点に言及。

「早い段階で取り上げていれば、新たな加害は防げたと思う。そういう意味でメディアの責任というのを取り上げたいと思いますね」とコメントしました。

また、浜田氏はテレビの報道する自由を認めつつ、電波の公共性に言及します。「公共性という点で報道すべきことを報道しなかったメディアの責任は大きい」と語りました。

ここでMC鈴木邦和は、NHK党の政策の1つである電波オークションに触れ「発信する側の多様性が生まれることで今回のような問題が起きにくくなるのでは」と問います。

すると浜田氏もそれに同意。電波オークションを導入することで、消費税の1~2%分の収入が得られるメリットについても言及しました。

日本シリーズ 関西対決で「移動日いらんやん」

子どものころから大の阪神ファンだという浜田氏。立花孝志氏と神宮球場に野球観戦に行った際に、阪神側の応援席が取れずにヤクルト側の応援席に座り、気まずい思いをしたというエピソードで笑いを誘いました。

前回、阪神タイガースが日本一になったときは小学校低学年のころで「かろうじて覚えている」と浜田氏。38年ぶりの日本一に期待が高まります。

※収録日は日本一決定前の10月31日でした。

設立から10年!今後の展望は?

2013年に「NHK受信料不払い党」が設立され10年が経ちました。浜田氏はこの10年について「いち一般人がよくここまで立ち上げたなということで。おそらく史上初のことではないかと思います」とコメント。

NHK受信料に対する国民の認識の変化についても「間違いないと思います」と自信をにじませました。また、NHKが訪問営業の業務委託を2023年秋に全廃したことを挙げ「実際に結果は出したと思っています」とコメントしました。

MC鈴木「今後もNHKに関する問題を党の政策の1丁目1番地でやっていくおつもりですか?」

MC鈴木の問いに対し、浜田氏は受信料の金額や国民のテレビ離れの傾向を挙げ「まだまだNHKに関してやることはあるので、NHKの旗を降ろすことはないと思う」と答えました。

一方で、NHKのこと以外にも国民が解決を求めている問題は山積していると浜田氏。コラボ問題を例に挙げ「その中で、特に他の政党さんがなかなか入っていけないようなところを突いていきたい」と意気込みを語りました。

衆院選の目標・重点選挙区は?

次期衆院選については「出られるのかどうかがまず大きな問題」と、今も続く代表権争いの行方次第だと浜田氏。その上で「出られるとすれば目標は1議席」とコメントしました。

衆議院の場合、小選挙区は定数1のため当選が難しく、比例も参院選のような全国比例ではなく定数の少ないブロックとなるため、チャンスはそれほど多くはありません。

浜田氏は議席獲得は難しいと冷静に分析しつつも、国政選挙の得票数は政党助成金の額に影響する点を踏まえて戦略を考えていきたいと語りました。

また、議席獲得を狙う比例ブロックについては、都市部に支持者が多い点を考慮した上で定数が最も多い近畿のほか、東京や九州を挙げました。

候補者については、以前立花氏からガーシーの再出馬を希望する発言もありましたが、立花氏自身はさまざまな著名人やインフルエンサーとの交流があり、浜田氏によると実際に声かけもしているとのこと。

NHK党の衆院選参戦はあるのか、どのような候補者を擁立するのか。注目ポイントの1つになりそうです。

MC鈴木「堀江貴文さんは出ないんですか?」

浜田氏「堀江さんは国会議員やるよりは……やるほど暇じゃないみたいなそんな感じじゃないですかね」

動画本編はこちら!

NHK党は今後もNHK一本なの?今後の展望は?

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