ジーンズソムリエ292人合格 倉敷で授与式 代表11人に認定証

大島委員長(左)から認定証を受け取るジーンズソムリエ合格者

 岡山県アパレル工業組合(倉敷市児島駅前)と倉敷ファッションセンター(同所)は7日、地場産品のジーンズに精通した「ジーンズソムリエ」の第10回認定証授与式を児島市民交流センター(同市児島味野)で開いた。

 9月の試験に合格した岡山県内外の292人のうち約60人が出席。ジーンズソムリエプロジェクト推進委員長の大島康弘ベティスミス社長が代表11人に認定証を手渡した。

 ジーンズの仕上げアイロンなどを行う地元企業に勤める女性(33)は「自分が携わる段階までに製品がどんな工程を経ているのか、理解を深められた。得た知識を仕事に生かし自社のPRにもつなげたい」と話した。

 ソムリエは、ジーンズの魅力を発信する人材の育成や産地活性化を狙いに2013年に創設。今年は岡山、東京など5会場で試験を行い、475人が受験した。合格率は61.5%。有資格者は累計3469人となった。

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