撮影に必要なものはカメラやレンズだけではない。三脚や照明、定番品からちょっと気になるあんな物まで。アクセサリーを制す者は現場を制す！
01 ヴィデンダムメディアソリューションズ（#6201）シネローダービデオケース「PRO Light」
ヴィデンダムメディアソリューションズは「Manfrotto」「Gitzo」「Rycote」「JOBY」などをはじめとした日本でも人気ブランドを多数展開する、急成長するデジタルマルチメディアコンテンツ市場におけるアクセサリーの世界的な企業である。
ここで紹介する「マンフロット PRO Light シネローダー」は、マンフロットの新しいビデオカメラバッグとして販売中の製品。上蓋にソフト素材とハード素材を組み合わせたハイブリッド構造を採用しており、大切な機材をしっかりと保護してくれる。サイズはS、M、Lの3展開で、荷重試験ではSは10kg、Mは15kg、Lは25kgをそれぞれクリア。収納力と優れた強度・耐久性を兼ね備えた製品に仕上がっている。
また、積み置きができる形状に設計されているため、ロケ車やカゴ車に複数のバッグを積み込む際にも非常に便利。運搬の際には蓋の上に三脚を固定して持ち運ぶことができるよう、持ち手のベルトが長めになっている点もユーザーへの気配りが感じられる。ブースでは全サイズを展示中で、実機を手に取って確認することができる。カメラを持参して、ぜひその使用感を試してみて欲しい。
その他にも、マンフロットから素早く脚の伸縮が可能な「FAST三脚シリーズ」、Rycoteから高感度低ノイズの軽量ショットガンマイク「HC-22」「HC-15」、2023年7月に発売となったペンシル型マイク、ノイズリダクションソリューションなど様々なカテゴリーの製品を展示中。
02 平和精機工業/Libec（#5306）PTZカメラ用電動ペデスタル「LX-ePed」
リモコン操作で高さ調整が可能なPTZカメラ用電動ペデスタルシステム。P（パーン）、T（ティルト）、Z（ズーム）に加え高さを細かく調整することでアングルの自由度を格段に高めることができる。無段階調整のワイヤードリモコンなので、イベント会場などWi-FiやBluetoothが使えない場所でも確実な操作が可能。
別売のバッテリープレートを使えばVマウントバッテリーでの駆動も可能。その他にも軽量タイプ三脚の新製品も展示予定。詳細はブースで要確認。
03 SAEDA（#3504）LEDライト「Nuada S3II LED Light」Twin Kit Set
灯体2灯とライトスタンド2本が１つのバッグに収まるオールインワンパッケージ。灯体はディフューザーパネル組み込みの面発光式で柔らかい光で物撮り撮影にも適している。CRI96+/TLCI98+の高演色且つ2500K～8500Kの広範囲な色温度設定が可能。AC/DCアダプター、無線リモコンが付属。別売のソニーLシリーズバッテリー2本でも駆動可能。ロケ用照明の新定番となるか。
04 スガイエンタープライズ（#2306）ビデオ三脚「EK-630SE」
E-IMAGEから、長らくベストセラーであったビデオ三脚「EK-630」の後継モデルとして、「EK-630SE」が発表される。従来のEK-630に比べて軽量化されており、持ち運びや現場での使用、特に女性の使用に適したモデルである。雲台に関しては、従来のEK-630と同様のものを使用しているため、スペックに大きな変更はない。しかし、価格は非常に手頃であるとのことだ。
05 ケンコー・トキナー/スリック（#2209）NDフィルター フォーマットハイテック「Firecrest Ultra」
フォーマットハイテックの「Firecrest Ultra」NDフィルターは、Schott社製のB270i白板光学ガラスの間にNDコーティング面を配置することで耐摩耗性を向上させている。一般的なNDフィルターに見られる"ND剥がれ"の問題が起こりにくく、ニュートラル性も高い。その結果、紫外線、可視光線、赤外線を含むすべての光線に対して均一な透過率を持ち、色転びが少ないと評価されている。ブースではフォーマットハイテック社以外の製品のレンズやフィルターを多数展示している。
06 イメージビジョン（#3408）FALCAMカメラケージモデル「3903（ニコンZ 8対応）」
ニコンZ 8に使用可能な新型カメラケージを展示予定。FALCAMカメラケージはFALCAM F22、F38、F50クイックアクセサリーを装着できる箇所を複数備えており、撮影スタイルの変更や撮影アクセサリーのつけ外しがスピーディーにできる。
ホットシューに取り付ける機器のトレランスを考慮した設計を採用しており、アルミニウムアロイ、ボタンの邪魔にならず、バッテリーは簡単に取り外して交換できるデザインを実現している。
