JR芸備線の一部区間の存廃を話し合う「再構築協議会」への参加について、広島県の湯崎知事は今月27日に延長された回答期限を、さらに延長要請する可能性に言及しました。
広島県 湯崎英彦 知事
「（回答期限を）27日に延ばしていただいたのでそこに向けて、もちろん作業はしていく。一方で、もうちょっと必要ということであれば、あらためてお願いする。調整というよりも現状を沿線市町に説明しているという状況で、これから調整に入るということになると思う」
芸備線の備後庄原～備中神代間についてはJR西日本が先月、存続するか、バスに転換するかなどを沿線自治体と議論する「再構築協議会」を設置するよう国に申請。
これを受け、中国運輸局は、沿線の広島・岡山両県と庄原・新見両市に対し、今月2日を期限に参加の意向を尋ねましたが、いずれも「調整に時間を要している」として、回答期限の延長を要請。
中国運輸局が、期限を27日に再設定しています。
