国府宮はだか祭り「なおい笹」の奉納は女性参加が可能に はだか男たちと時間を分けて奉納

テレビ愛知

稲沢市の伝統行事「国府宮はだか祭り」の神事の1つ、「なおい笹奉納」に初めて女性が参加する見通しとなりました。「なおい笹奉納」は、はだか男たちのもみ合いを前に、厄除けの色とりどりの布をつけた「なおい笹」を神社に奉納する神事です。

この神事は慣習として「下帯姿」で行われるため事実上、女性は参加できませんでした。国府宮神社によりますと、2023年9月ごろに女性団体から「女性30人ほどで笹を奉納したい」という相談がありました。検討を重ねた結果、男女平等を重視する時代の流れなどから、神社は受け付けることを決めたといいます。

ただ、安全面から、奉納は着衣で行うことや、はだか男たちと時間を分けて奉納することなどを条件としています。

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