新しい感染症に備え香川県が感染症予防計画を改定へ 医療提供体制の整備などに数値目標を設定

香川県は、新型コロナへの対応を踏まえて新たな感染症の発生などに備えようと、予防計画の改定を進めています。香川県庁で開かれた会議で、学識経験者や医療関係者らに感染症予防計画の素案が示されました。

2022年12月の感染症法改正に基づき、医療提供体制の整備などに「数値目標」を設定することがポイントです。

数値目標は新型コロナへの対応実績をもとにし、病床や発熱外来の確保数などを流行初期とピーク時にそれぞれ設定します。

県は今後、パブリックコメントなどを経て計画をまとめ、2023年度中に公表するとしています。

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