【メルボルンカップ】松山「持ち味活かせなかった」…ブレークアップは16着敗退

現地11月7日、豪フレミントン競馬場で行われたメルボルンカップ(G1・芝3200m・23頭立て)に、日本のブレークアップ(牡5・栗東・吉岡辰弥)が、松山弘平騎手で出走し16着に敗れた。勝ったのはウィズアウトアファイト(セ7・豪・A&S.フリードマン)

1頭取り消しとなり23頭立てで行われたメルボルンカップに日本馬のブレークアップが参戦。レースは18番ゲートからのスタートで後方からの競馬に。隊列は縦長となり、勝負どころでも後方のまま。直線入口から外へ進路を取り差し脚を伸ばしたが、直線半ばで内へ切り替えるなど伸びはひと息で着外に終わった。勝ったのはコーフィールドカップについでの連勝で、ウィズアウトアファイトが勝利した。

16着 ブレークアップ
松山弘平騎手
「結果を出すことができず、悔しい気持ちで一杯です。かなり外枠で、待たさせる形になったことで、それほど速くはスタートできず、取りたかったポジションを取れなかったという印象です。正直なところ、ブレークアップの持ち味を活かすことはできませんでした」

吉岡師「いつもより前進気勢がなかったように見えた」

吉岡辰弥調教師
「1コーナーに入るまで、いつもよりも少し前進気勢がなかったように見えました。ゲートでも、周りの空気に飲まれているというところを騎手も感じていたようです。レースの流れを考えれば、ポジションは悪くなかったと思いますが、残り1000mぐらいから余力がなくなってしまいました。これが本来の力とは思えませんが、敗因については、これからまた分析したいと思います」

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